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インターンシップ生がきてくれました!
こんにちは、西川です。
今週は、インターンシップの学生さんが会社に来てくれていました。
みんな熊本の大学、短大生で、就職活動をこれから始める学生さんたちです。
3日間という短い期間を、是非有効に使ってもらい実のある就業体験をしてもらいたい!と、自己紹介や会社見学から始まり、実際にドモホルンリンクルを使ってもらう等、とっても頼もしいお姉さん役のお客様プリーザーが主体となり、人事部のメンバーと一緒になっていろいろと計画を練っていた様子です。
また、グループワークとしてあるテーマについてみんなで考えてもらうよう、計画していました。
学生の立場とは、ある意味真逆の立場。企業の人事部員としてのテーマです。
「学生目線の会社説明会を創ろう!」
インターンシップで来る学生さんは、先ほども書きましたがこれから就職活動を始めるので、まだ会社説明会に参加したことがないことになります。正直、このテーマを聞いた時に「ちょっと難しいのかな?」と感じました。わずか3日間の企業体験で未知のことについてどれくらい話し合いが進むんだろうか…?
そんなことを考えながら、少し遠くから学生さんたちの様子を見ていました。
暑い中、着慣れないスーツを着て緊張した顔で出社している姿、真剣な顔つきで話を聞き、意見を交わしている姿。社員食堂で食事をしているリラックスした笑顔等々。
そして迎えた最終日のグループワーク発表会。携わった社員や経営層と一緒に私も聞かせてもらいました。
3人ずつ、2つのチームがそれぞれに考える会社説明会とは・・・?
緊張した顔でしたが、2チームとも堂々と発表してくれました。机上でつくられたものではなく、予想を超えた「学生目線」でつくられた内容になっており、会社の中にいる私達では考え付かないアイディアが出ました!
例えばこれまで、より学生に近い立場の人をと考えて、1,2年先輩のお客様プリーザーが参加して会社説明会を行っていましたが、学生のみなさんは大胆!その年度の内定者に説明をしてもらう!という提案だったり、参加する学生を「超ポジティブ型」「不安ガール型」「ネガティブ型」の3パターンに分けて、それぞれがどのような感覚で参加しているのか?同じ話を聞いた時にどう感じるのか?を実演してくれました。また、その中には太鼓
を会社説明会へ持っていく”などの、飛びぬけた提案ももらいました。来年は思い切って太鼓持って行く??(笑)みんなの発表を聞いて、今後の日本も(!?)頼もしいなと感じました!
(グループワーク発表を終えて)
私が考える就職とは、それまで別々のところで様々な考え方をもって生活してきた人たちが、ある会社でめぐり会い、同じ目線で同じ目標を追いかける、出会いの機会でもあると思っています。
今回、来てくれたインターンシップの学生さんたちが、「初めての就職活動が再春館で良かった!いい経験をした!」と思ってくれたらとても嬉しいことです。
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テーブルマナー研修での嬉しかった話
こんばんは、西川です。
私達の会社では、入社後にいろんな研修を行っています。
よくこのブログでも触れている、業務を行う為に必要な研修の他に、感謝の気持ちを忘れないための厨房隊やクリーン隊の仕事を体験する研修もあります。
また、以前より「嫁をもらうなら再春館から」と会長西川がよく口にしていました。教育というより、躾と言いましょうか。一人の人間として、気配り・目配り・心配りの出来る、素敵な賢い女性になってほしいという意味が込めてありました。
これらのことに加えて、実際に生活・仕事をしていくうえで、どんな場所に行っても、堂々と落ち着いた振る舞いが出来るように、又、友人や親せきの披露宴に出席したり、仕事をしていく中で、改まった食事の席に着くこともあるかもしれません。そんな時に役立ってくれたらいいなぁと思い社員向けに「洋食と、和食のテーブルマナー講座」を開催してきました。
今朝、その「テーブルマナー講座」に参加したある新入社員が体感した報告がありましたので、今日はその嬉しいお話を。
先日、マナー講座に参加したある新入社員。タイミングよく、その直後に友人の披露宴に招かれたそうです。目の前に並んだフレンチのフルコース。もしきちんとしたマナーを知らなければ、不安になりますよね。けれど、講座で教えてもらったことを早速実践出来たとのこと!
ナイフ・フォークの使い方という基本的なことから、ワイングラスの持ち方や注いでもらう時の注意点など。同じテーブルの友人にさりげなく教えてあげることも出来たそうです。
また、同じテーブルに座っておられた、新婦さんの上司の方がその様子をご覧になっており、会社名を尋ねられてお答えしたところ、「さすがですね!」とお褒めの言葉まで頂いたそうです。
入社して半年足らずの若い社員が、改まった席できちんとふるまえたこと、とても嬉しいですし、その嬉しい出来事を、自分の上司にきちんと報告できる関係づくりが出来ていたことも更に嬉しく感じました。
業務の研修なども勿論大切です。しかし、生きていくうえで仕事100%なんてありません。生活、人生において社員の皆が再春館製薬所に入社してよかった!と思ってもらえるようにすることも会社として大事なことであり、そんな気持ちを持ってくれるからこそ、お客様に喜んでいただける提案もできるのだと思っています。
その人が喜んでくれて良かったなぁ”と手応えを感じられる瞬間。仕事でもなんでもこんな瞬間があるとその日1日ハッピーに過ごせたりします。また、こんな瞬間を自分も社員のみんなも多く感じられたらいいなと思います。
バスケットボールリーグNBLの熊本VOLTERS(ヴォルターズ)を応援します!
こんにちは、西川です。
先週の金曜日、熊本VOLTERS (ヴォルターズ)の壮行会に参加してきました。「ヴォルターズって何?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。今年度からNBL(ナショナル バスケットボール リーグ)に九州から唯一参加する地元熊本のプロバスケットボールチームです。
私たちも熊本を代表して熱い戦いを繰り広げるヴォルターズを兄弟会社(キューネット 、桜十字病院 )とともに応援することになり、ユニフォームにロゴを入れさせてもらいました。
熊本での試合に着るホームユニフォームには キューネット、日本各地の試合に着るアウェーユニフォームには 再春館製薬所、練習時に着る服をセカンダリーシャツというそうですが、そこには 桜十字病院のロゴが入ります。
当日の壮行会は、地元高校生チアダンス部がにこやかに会場を盛り上げる中、選手たちがドリブルしながら登場し、会場内に特設されたゴールに華麗なシュートを決める!という、華やかな演出のオープニングから始まりました。
特設ゴールとはいえ、間近に見る選手のプレーはすごく迫力があり、会場内も一気に盛り上がりをみせていました。
私たちは、サッカーチーム“ロアッソ熊本”も応援させて頂いており、試合会場に行ったこともありますが、サッカーとバスケットボール。応援の仕方や試合会場の雰囲気も随分違いそうですね。それぞれに独自の盛り上がり方があるようです。女性にとっては屋内のスポーツなので、日焼けを気にせずに観戦できるところはプラスのポイントでしょうか?
その後、一緒に記念撮影をさせてもらいましたが、やはり生で見る選手たちはすごい迫力!2m近い選手の横に並ぶとさすがに圧倒されます。まるで、大人と子供のようですね(笑)。
開幕は、9月28日とのこと。3年で優勝を目指すそうです。何とか、初戦突破、そして初年度良い結果を出していただき、熊本の名を全国に響かせてほしいと思います! 応援しています!
熊本に縁のある方、またあまり熊本をご存じない方も是非応援をお願いします!
スピンザー達の良い伝統
こんにちは。西川です。
以前、5月頃だったでしょうか?「スピンザー」と呼ばれる職種の社員たちの食事会に招かれた話
をしましたが、先日今年度第2回目の食事会が行われました。
これまでは、食事会の会場で、それぞれの取り組みを報告してくれていたのですが、何しろ報告が後にあるかと思うと、みんなどうしても緊張して食事を楽しんでいないようでしたので、今回から事前に社内で報告会をして、会場では食事を存分に楽しんでもらう、という方法に変えてみました。
彼女たち「スピンザー」の取り組み報告は、いつも感心し、勉強させられることが多いのですが、今回も期待を裏切らず、とても良い時間を過ごすことが出来ました。
一貫して感じたことは、以前も書きましたが、スピンザー達の良い伝統がきちんと継承されているな、ということ。
中でも、今回特に印象に残ったのは、「後輩の育成」についてです。
「後輩を育成していくうえで、大事にしていることは?」との問いにある先輩スピンザーが、答えました。
“まず、相手の話をよく聞く。”
“どう感じてどんな想いでその話をしているのか。”
“どう伝えれば、より相手の心に響ききちんと伝わるのか?”
口にすれば、当たり前のことなのかもしれませんが、誰もが日頃から100%実行できているのか?と思うと、とても考えさせられる話でした。
(取り組み報告会 緊張してる?)
また、教える側も教育することを通して自分たちが教えられている、成長できていると感じていることを笑顔で語ってくれており、聞いている私も嬉しくなりました。
他にも、長年慣例だった仕組み、やり方が必ずしもベストではないと、常に考え、進化しようとしています。「ずっとこうだったから・・・」とか「これまでやったことがないから・・・」と流されたり、躊躇したりせずに、何よりもその時にお客様の為に何が最善なのか?という視点で、他部署にも突っ込んでいく行動力には、いつものことながら感心させられます。
過去には、自分のミスからお客様にご迷惑をおかけしてしまうことがあったのかもしれません。けれど、彼女たちは必ずそこから何かを学び、身につけ、そして後輩たちに継承していってくれます。
「自分たちの一つひとつの仕事の先には必ずお客様がいらっしゃる」彼女たちがよく口にする言葉です。それは私たち、再春館製薬所がいつも心においている、忘れてはならない言葉です。
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新しい家族が増えました!
こんばんは、西川です。
先日触れた、我が家のペットのカメの話
。その後、ブログを呼んだ社員から「今日もこっそり帰るんですか?」なんて、声をかけられたりしました(笑)。
さて、カメももちろんいいのですが、今日は先日仲間入りした新しい家族の話を。
実は、妻の姉のところに生まれたトイプードルの赤ちゃんが我が家にやってきました!名前は、チョコです(ちなみにお母さんはチェロといいます)。
前々から、子供たちからの「犬を飼いたい!」という要望はあったのですが、やはり思うのは必ずやってくる別れの時…。そこを考えるとどうしても躊躇していました。
また、「ちゃんと世話が出来るの?」 「・・・。」みたいなどこの家庭でも聞かれるような会話が繰り広げられていました。しかし、姉のところに生まれたのも何かの縁かな?と思っていたら、話はどんどん進んでいて、既に家に来る日も決まっていました(笑)!
我が家は子供が3人。一番下の子は小学1年生ですが、徐々に親の手を離れていくでしょうし、その時にお世話をする存在がいるのも、いいことなのかな?と思って。また、3人の子供たち、特に一番下の子にとっては、自分よりも小さな存在、いたわってあげたりしつけをしてあげるべき存在が出来ることはとても良いことだと思います。
なんていろいろ言っていますが、ただいましつけの真っ最中なので、柵に入れられているチョコ。「クゥーンくぅ~ん」と上目使いで鳴いている姿を見ると、ついつい私が柵から出してあげたりしちゃいます(笑)。
(チョコが遊んでいる様子です!)
このブログにも、これからはチョコの話が増えてくるかもしれません。また報告します!
再春館製薬所の社員を紹介します!(広報担当)
こんにちは。西川です。
再春館製薬所には、約1000人の人々が働いています。これまでご紹介してきたように、お客様プリーザーや企画職、商品開発、システム、厨房隊のおばちゃん等々、様々な職種の人たちが集っています。
シリーズものにしていくのかはまだ決めていませんが、そんな社員を少しずつ紹介していこうかと思います。
今日は、会社の顔ともいうべき、広報担当の社員です。
広報には様々な仕事があり、出版社等、メディアとの取材対応や、本社に見学に来られたお客様に会社を紹介する見学対応等の仕事もあります。今日はその見学対応について少しご紹介してみたいと思います。
私達の会社には、お陰様で小中学校の子供たちや一般の方の見学、企業の視察で、沢山の方が訪れてくださいます。
『製品がどのように作られているの?』
『環境に対する取り組みを見てみたい』等
それぞれに目的が違うので、そのご希望にそった社内案内が必要になります。
限られた時間の中で、どんなコースでどこに重きを置いてご案内するのかは広報担当者の腕にかかっています。広い社内をいかに効率よく回っていただくのか。また、歩くスピードやしゃべり方も見学される方々の心地よいペースに合わせたいものです。
せっかくお時間を頂いているのですから、心から「来て良かった!」と思っていただきたいですからね。
そんな広報担当のメンバー。お客様のご案内について、それぞれのキャラクターでうまく住み分けをしているようです(笑)。
「どんなふうに?」と聞いてみたところ、「企業秘密です(笑)」といって、詳しくは教えてくれませんでしたが、暗黙の了解で得意分野があるようです。
みんな、その笑顔と話術にはそれぞれ気をつけているようで、その日のお客様に合わせたしゃべり方は、聞いているとなかなかのものです。テレビショッピングもイケるのでは??くらいの勢いです(笑)。
今日も、ヒルトップには見学の方がいらしています。よろしく頼みますよ!
※再春館製薬所の会社見学・工場見学をご希望の方はこちら
から開催日等の概要をご確認ください。
再春館製薬所という会社そしてドモホルンリンクル⑤
こんにちは、西川です。
再春館製薬所を振り返るお話。今日で5回目です。随分長いシリーズものになりました。宜しければ以前の記事もどうぞ(① ② ③ ④ )
会長からの突然の社長就任宣告を受けての2年間。私なりに準備を重ね就任のその日を迎えてから、早いもので今年10年目という節目の年を迎えています。振り返ってみると、その時々で最善の道を選んできたつもりではありますが、“あの時、もっとこんなことが出来たのではないか?”“もっと早くこうしておけば良かった”等々、反省することが多々あります。
これまで一貫して取り組んできたことは、“お客様にご満足いただき末永いお付き合いをしていただける会社でありたい”ということ。その為には、まず社員一人ひとりが人としてどうあるべきなのか?人間力とでも言うのでしょうか?当り前のことをきちんと出来る、人として社会人として豊かな人間でありたいと思います。
その為に、会社として出来ることはなんなのか。
再春館製薬所は、通信販売というかたちで商いをしています。お客様のお顔が見えないからこそ、ある意味余計に電話やFAX等を通じて、その人となりがお客様に伝わるものだと思います。
直接お客様と応対するお客様プリーザーはもちろんですが、応対することが少ない部署の社員たち。例えば、財務経理、研究開発やシステム等の部署。一般的に言えば「間接部署」と言われている職種なのでしょうか。ただ、私は基本的に「間接」なる部署はないと考えています。「全社員の仕事は、結果的にお客様に繋がっている。」
社内でたまに例え話をしますが、「厨房隊」だって同じです。直接お客様とは接しないから、と切り離して考えがちですが、もし一年間今の社員食堂の昼食がなかったら・・・?と考えると、社員みんなのモチベーションはどうでしょうか?
美味しい作りたての昼食をいつも食べさせてもらっている、そのエネルギーがあるからこそ生活にも気持ちにもゆとりができ、毎日お客様にお喜びいただくことに、専念しそれを実践していけているのです。どの部署も同じです。何かしらお客様に繋がる仕事をしているのです。
先日も触れましたが、テーブルマナー講座を開き、一流の場所に行っても物おじせずにふるまえるきちんとしたモラルやマナーを身に着ける。また、ここ数年出来ておらず今年から再開する「なりきり研修」という研修で、人が乗った車椅子を抱えて階段を上ってみる。またそれだけでなく、車椅子に乗ってみた時にどう感じるのか体験することにより、少しでも相手の立場に立ったものの考え方が出来るようになる、等々スタッフとも話し合いを重ねながら行ってきました。
今年から新人研修だけでなく、現認教育として新しく、“人の気持ちになりきることの難しさ”“わかった時の喜び”を感じてもらえるような研修を追加しようと考えています。
人の成長には、ゴールなど無いと思いますし、その成長の度合いは人それぞれなのかと思いますが、みんな何かしら感じ取って進化してくれているようです。
そんな一つひとつの小さな経験が私も含めた社員みんなの糧となることによって、会社全体として成長していければ…。そんな想いで走り続けてきた10年だったのかな、と思います。
次回は、このシリーズ最終話になりそうです。これからの再春館について思うところを書いてみようと思います。
最近ふと思うこと・・・
こんばんは。西川です。
最近、“観測史上初”という言葉をよく耳にします。
皆さんも報道などで聞かれているかと思いますが、先週末も各地で台風に加え、大雨、突風による被害が多く出ていたようです。心よりお見舞い申し上げます。熊本市内も、先月末の大雨の時はあっという間に道路が冠水してきて、自然の驚異を目の当たりにしました。
私は生まれも育ちも熊本ですが、小学校5年生から18歳まで県外で暮らしていました。その後、熊本に戻って20年になりますが、その当時台風は毎年の恒例行事のようでした。今では考えられないことですが、再春館製薬所もコールセンターを立ち上げた初期の頃は、台風がきて停電になってしまうと、全国のお客様には本当に申し訳ないことですが、電話に出ることすら出来ませんでした。
その後は、全国にいらっしゃるお客様にご迷惑をおかけしないようにと、社員の安全確保を最優先にしつつ、出勤に危険のない社員を寮までバスで迎えにいったりして工夫して体制を整えてきました。
ただ、最近は熊本に大きな台風が来なくなりましたね。当時、関東や関西出身で、九州に初めて住むという社員からは熊本に上陸する台風のすごさを初めて体験する感想をよく聞きましたが、最近では熊本には大きな台風の災害が来ていないので、そんな話も聞かなくなりました。
喜ばしいことのようにも聞こえますが、その分先週末のように関西や関東に向かうことが多くなった気がします。また、果物や野菜等の農産物の産地、魚がとれる海域も北上していると聞きますし、もう十数年前からエルニーニョ現象、ラニーニャ現象等、ニュースでも盛んに言われていますが実体験をもって地球温暖化等、地球が変化していることを感じる昨今です。
気象の変化等もそうですが私たちの身のまわりでも、言われ始めた時には気づけないことが、時間が経ってきて身に染みて解ることが多くあります。
親、兄弟、先輩たちの意見、アドバイスなども同じかもしれませんね。
とりとめない話になってしまいました。
また、最近の思いもたまにはつぶやいてみたいと思います。
ドモホルンリンクルの原料って!?
こんにちは。西川です。
再春館製薬所の基礎化粧品ドモホルンリンクル。お陰様で沢山のお客様にご愛用いただいております。
大切なお肌に直接つける化粧品は食べ物と同じくらい、「安心・安全」でなければいけない。
そんな想いで作っている為、特に原料選びにはとことんこだわりぬいています。
事実、ドモホルンリンクルの原料には食べ物も沢山使われているんですよ!
今日はその一つ、「お米」についてお話ししようと思います。
ドモホルンリンクルの原料として使わせていただいているのは、有機米 丹波ささやまこしひかり『あいがもの夢』(有機JAS認定)というお米です。
「あいがも農法」という栽培方法をご存知の方も多いと思います。水田に、あいがもを放し飼いして雑草や害虫を餌として食べることにより、有機栽培
(無農薬・化学肥料不使用)が可能となります。
もちろん、ただ、あいがもを水田に放せばいいという訳ではありません。生産者の井関様も当初は大変苦労されたそうで、まわりにも前例がなく情報は書籍頼みだったそうです。実際に始めてみると、あいがもが植えたばかりの苗を荒らしたり、食べてしまったり、うまく泳いだり毛づくろいを出来ないあいがもがいたりと…。
お米作りが安定するまでは、いろいろと工夫が必要だったそうです。
それでは、白米がどう肌にいいのか?
白米に含まれるすぐれたタンパク質は、細胞を活性化させて、コラーゲンをつくる力を高める働きがあるんです!ドモホルンリンクルの中には、クリーム20という商品に原料として使っています。
化粧品の原料として使わせていただいてる『あいがもの夢』。
もちろん、食べても最高に美味しいんです!何しろ、生産者の井関様は大阪府認定の「農の匠」。冷めても美味しく、噛めば噛むほど甘くなると評判なんです。
これから、新米の季節です。お米を選ばれる時にひとつの参考にされてみてはいかがでしょうか?
また、井関様は関西にお住まいということで、阪急うめだ本店にある再春館製薬所コミュニケーションスペース にも、何度もお心遣いでお菓子など差し入れに頂いたりしています。井関様、いつも本当にありがとうございます。
今後も安心、安全な商品を提供し続けるとともに、その原料も地産、熊本から採れる原料も模索して、熊本にもご恩返し出来るようにしていきたいと思っています。
※産地から直接お客様へドモホルンリンクルのこだわりぬいた原料の味覚を通じて安心・安全を実感していただく取り組みを行っています。詳しくはこちら
やっぱり大好き!熊本ラーメン
こんにちは、西川です。
私の愛する故郷、熊本には自慢できるものが沢山あります。
豊かな自然も美味しい水も、もちろんくまモンや食べ物も。数え上げればキリがありませんが(笑)、今日は熊本ラーメンを自慢させてください!
ご当地ラーメンは数ありますが、皆さんも熊本ラーメンはご存知ですよね!!
博多(長浜)ラーメン等と同じく豚骨ベースですが、麺がやや太めでコシがある。スープも、博多ラーメンに比べると少し濃厚だと思います。フライドガーリックが入ることも特徴でしょうか?もちろん、私も大好物です。
日本国内だけでなく世界各国にも、多く展開されている、「味千(あじせん)ラーメン」さん。ご存知の方も多いでしょう。実は以前からご縁があって、親しくさせていただいています。
また数年前からは、社員食堂でも数カ月に一度「味千ラーメンの日」としてご提供いただいているんです。
今日は、ちょうどその日。数日前から、社内にボードが掲示してあるので、社員も皆とても楽しみにしていて、「明日、味千だよね!」みたいな会話が結構聞こえてきます。
また、出来上がったラーメンをただ食べるのではなく、スープと調味料の配合を少しだけ体験したり、茹でたての麺を自分で丼によそったり、トッピングの具を盛りつけたりと、少しだけラーメン屋さんの気分も味わえます(笑)。
実は私、こんな日に限って出張で午後戻りだったので…(泣)残念ながら写真だけ撮ってもらいました。
さて、その味千ラーメンの創業者の重光様、実はこれまた有名な熊本ラーメンの「桂花(けいか)」さんと、深いつながりをお持ちだったそうです。桂花さんといえば、熊本ラーメンを東京に広められた老舗中の老舗。そこから火がつき熊本ラーメンが全国区となっていきました。
同じ熊本のラーメン店であり、全国区で展開するライバル同士だったのかもしれませんが、そこにはやはり深い深い信頼関係があったのですね。数年前から「桂花」という屋号はそのままに、味千ラーメンさんが経営的な支援をされているそうです。
ライバルでありながら、お互いの味を心底認め合っているからこそ、その味と屋号を残される判断をされたのだと思います。話を聞いた時、同じ熊本の経営者としてすごく嬉しかったですし、心から「さすがだなぁ」と思いました。
今日も世界各国で、沢山の方が美味しく熊本ラーメンを食べていることと思います!
小さな気付きからの進歩
こんにちは、西川です。
少し前に一度お伝えした“嬉しかったこと”今日もそんな話をしようと思います。
全国に沢山いらっしゃる、ドモホルンリンクルをお使いいただいているお客様。
お買い上げいただいた後も売りっぱなしにせず、使い方や肌のお手入れのアドバイスをさせていただいています。
その季節ごとの身体や肌に良い暮らし方を載せた会報誌をお届けしたり、お電話でご様子を伺わせていただくこともあります。有難いことに、お客様プリーザーとのそんな会話を楽しみに思っていただいているお客様も沢山いらっしゃいます。
そんな中、ある社員がちょっと疑問に思うことがありました。
日本にお住いの外国人のお客様についてです。
外国の方でも日本語を話されるお客様ですと、ご希望があればこちらからのお電話や日本語の会報誌をお届けしています。しかし、そうではないお客様についてどうだったのか?
実は、日本語が通じない。その理由だけで、私たちの方からお電話をしたり、会報誌をお届けすることを見合わせてきていました。見合わせて…と言えば聞こえはいいですが、今思えばお客様との末永いお付き合いを皆で目指そうと言っていたのにも関わらず、本当の意味でお客様を大事に出来ていなかったということになるのでしょうか。
何の努力もせずに、勝手に自分たちで出来る範囲の日本語だけで応対できるお客様だけへの対応になり、そうでないお客様ヘはアドバイスも出来ずに、そのままにしてしまっていたということです。お客様に必要だと思っていただく為には、私たちが努力しなければならないはずなのに、努力すら出来ていませんでした。
そんなある社員の疑問。本当にその通りですね。
反省、いや猛省です。
現在、そんなお客様への応対は難しいのか?
以前お話ししたように、2年前から香港、そして昨年から台湾での販売を本格的に開始し、外国人の社員も増えて、熊本の社内にも中国語や英語が活発に飛び交っているのではないか?
お客様の方から、そういった対応(電話や会報誌)を遠慮されたわけでもないのに、“日本語を話されないから”その理由だけで、お客様が欲していらっしゃるかもしれない情報を、お届け出来ていないのではないか?
そこから社員たち、仲間を巻き込んで頑張ってくれました。自分の部署だけでは足りないと判断すれば、他の部署にも声掛けして動いてくれたそうです。
まずは、そのようなお客様がどれくらいいらっしゃるのか、そしてその内容は?どの言語であればお伝えできるのか?約1600名の対象の方がいらしたので、大仕事だったことでしょう。まずは、一人ひとりのお客様をしっかり見ることから始めて、今回全てのお客様に、というわけにはいきませんでしたが、英語、中国語、韓国語での対応をすることになりました。
ダイレクトメールを作成したり、直接お電話をおかけしたり。またその際頂いたご質問に対して、手書きのお手紙を書いてみたり…。
そんな応対をさせていただいたお客様から、嬉しいお返事を頂くことができました。
中国のお客様で、日本語は片言、仕事もお忙しく日本語でのお手入れ方法はあまりわからない。けれど、お肌についてのお悩みを沢山お持ちで、改善したい!と強く思っていらっしゃるお客様でした。
お返事には、「何回も手紙を読みました。仕事が大変で疲れていた私の日常を明るくしてくれました!この気遣いに感動しています。毎日、教えてもらった方法でお手入れをしています。」といった本当に嬉しくも有難い内容が書かれていました。
お客様との日常の対話の中から、私たちが出来ていないこと、またお客様に教えていただくことが沢山あります。結果的には、そのふとした社員の気付きを元に私たちも少しだけ進歩させていただき、お客様にお喜びいただくことが出来、私自身にとっても嬉しい出来事となりました。
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働いて良かったと思える会社に
こんにちは。西川です。
先日もお話ししましたが、今月40歳の誕生日を迎えました。
40にして惑わずと言うように、子供の頃思い描いていた40代って、もうすっかり大人でした。けれど実際に40代に入ってみると、特に実感ってないものですね。ただ、ここ最近、人生の折り返しに入ってきたような感覚はあります。
少し気が早いですが、最後に振り返ったときに有意義な良い人生だったと思えるようにしていきたいと、改めて思うようになりました。
私自身もそうですが、社員のみんなにも再春館製薬所で働いて良かったと心から思ってもらえる会社にしていかなければ、と強く思うようになりましたし、私にはその責任があると思っています。
以前から、会長の西川が「嫁をもらうなら再春館から」と言ってもらえるようにと、教育と言いますか躾と言いますか、礼儀作法について本人の将来を思って厳しく指導していました。それと同じような感覚でしょうか。仕事で覚えることでも経験することでも、全てが本人の人生において、為になるようにしていきたいと心から思っています。
ざっくりですが、20代半ばから60代半ばまで、働くとして約40年。人生80年とするならば、その半分を何らかの形で働いている人が多いのか、と思うとその過ごし方はとても大切だと思います。
もちろん、どう過ごしたいかは、環境や価値観で人それぞれです。仕事重視の生活をするもよし、家族との時間を大切にしながら働くもよし、どちらの選択も正しいと思いますし、どちらも選択できる会社でありたいと思います。
先日、台風24号により熊本の幼稚園、小中学校の一部が休校になったことがありました。暴風警報が解除された後、仕事がしたくても家に小さい子供を残しては出勤できない。そんなお母さん社員がいると聞きました。
その時、こう思いました。”本人が仕事をしたいのなら、お子さんをヒルトップに一緒に連れてきて働けばいいんじゃないか?”
台風という、イレギュラーな状況です。いつもの決まりに縛られる必要は全くありません。社内に保育園もあるし、子育て経験のある社員も沢山いるので、何とか対応できるのではないかと思ったからです。
実際は、受け入れる相談もしてはいたものの、実現までには至りませんでしたが、その時々で柔軟に対応できて、家のこと、家族のことを心配せずに安心して働ける環境を少しずつ作っていけたらいいなぁと思っています。
人生折り返しとは言いましたが、まだまだやりたいこと、やらなければいけないことは山積みですね!
サンクス・イルミネーション、間もなくです!
こんにちは。西川です。
ヒルトップの冬の風物詩と言えば…何と言っても『サンクス・イルミネーション』です!
ご存知の方がいらっしゃると嬉しいのですが、私たち再春館製薬所、そして兄弟会社(桜十字病院
・キューネット
)各社で、毎年イルミネーションの飾りつけを行っています。
※サンクス・イルミネーションについて以前、少し書いています。
熊本市内に本社屋があった頃から数えて今年でちょうど20年目、ヒルトップに移転してドライブスルー形式をとり出してからも、もう7年目を迎えます。年々改良を重ねてきており、おかげ様で地域の皆様を始め沢山の方々にお楽しみいただいています。
ヒルトップの敷地内をドライブスルーでまわるサンクス・イルミネーション。なにしろ広範囲にわたっており、大変な作業量になりますので、“準備8割”の会長の教えのもと計画的に行っていかなければいけません。今の時期は、色とりどりの電球やオブジェの設置で大忙しなので、社員たちが交代で設置にあたっています。特に今週は、日頃スーツや制服姿の社員たちが数多くイルミ応援に入る週です。
そう言えば先日の御礼の会の準備の時もジャージ姿を披露しましたね。今週、社内には私のようなジャージ姿の社員がたくさんいます。事情をご存じないお客様がご覧になられたら、製薬会社のオフィスには見えないかもです(笑)。
上の写真は、沢山あるオブジェの中でも、毎年お客様に人気の高いイルカの親子です。この大きさになると人の力だけでは設置できないので、クレーン車が登場してみんなを助けます。更に、このイルカの親子よりももっと大きなオブジェも沢山あります。お馴染みのキリンや象の親子。そして今年のニューフェイス○○○、大きいです!海の生き物ですが、さてなんでしょう?想像してみてください(笑)。
そして、やはり人気者の彼(彼?ですよね)は、外せません。くまモンもしっかりいますから、是非会場内を探してみてくださいね。
今年は、11月19日(火)から開催します。期間中の休園日やご確認頂きたい点もありますので、詳しくは再春館製薬所ホームページのイルミネーションコーナー
をご確認ください。お待ちしています!
お客様のお声から学ぶ
こんにちは。西川です。
ここ最近、テーマとして取り上げてきた「ちょっと嬉しかったこと」のいくつかの記事。嬉しかったことだけではなく、恥ずかしいこともありますが、反省から生まれた改善点なども合わせて「お客様満足への取り組み」という新しいカテゴリを作ってみようかと思います。
今日のお客様満足への取り組み事例は、「一貫した対応の大切さ」についてです。はじめから反省点が多く胸が痛い内容にもなりますが、そこから生まれた新たな成長の話とともにお話しさせていただければと思います。
先日、お客様からこんなお声を頂きました。
「電話を受けるプリーザーによって、商品の説明が少し違う部分がある。会社としての対応に一貫性がないのではないか?」というお声です。
化粧品をお使いいただき、お肌と心でご満足していただくことが私たちの使命であるにもかかわらず、私たちの応対によりお客様に不快な思いをおかけしてしまいました。本当に申し訳ないことです。すぐにお客様プリーザーのリーダーである養成研修チームのお客様会議の中で、お客様とのお付き合いを最初のお試しセットを請求していただいた日にさかのぼって振り返りを行ったと聞いています。
そこで登場するのが、私たちがお客様画面と呼んでいるものです。お客様とお付き合いをしていく中での応対の歴史が全て詰まっています。
例えば、お電話をおかけして良い時間帯や、お客様の肌質やお好みの商品。また、その時々の個対応の内容が記録してあります。
この画面をお客様プリーザーが見ながら応対することにより、どの社員が電話に出てもそのお客様に合った応対が出来るということになります。
ただし、今回お声を頂いたお客様画面の情報を見直した時、そこにある沢山のこま切れの情報が、初めてそのお客様に応対する社員にとって、逆にわかりづらいものになってしまっているのではないかと、ある社員が気づきました。
大事なことは、お客様の背景にある想いを知ることです。何を大事にされ、私たちに、再春館製薬所に何を期待され、どのようなお付き合いを望んでいらっしゃるのか。
このお客様からは、お肌をとても大事にされ、プリーザーを信頼してそのアドバイス通りに肌のお手当てをなさっている姿が浮かんできました。それだけ熱心に、プリーザーの言葉に耳を傾けていただいていたのです。
目の前にあるこま切れの情報から部分的に理解したお客様像をもとに応対をしたのでは、お客様にご満足いただける一貫性のある応対は出来ないということです。
その時々で追加されるお客様との応対の情報を整理し、初めてそのお客様と応対する社員でもお客様の全体像がわかるような情報の残し方に変更してくれました。
また、合わせてわかりやすい説明の仕方を身につけさせることと、お伝えした内容をわかりやすいメモで残すことの大切さに改めて気づかされました。
応対するお客様プリーザーは変わっても、お客様はお一人です。
今回この反省をもとに、私たちの気持ちをありのままにお伝えしたお詫びのお手紙をお送りしたところ、「心がこもったお手紙をありがとう」とのお電話をいただきました。
お肌も心もとても大事にされ誠実なお付き合いを望まれているお客様に、私たちももっともっと誠実な心で向き合いたい、喜んでいただける形にしていきたいと胸に刻む出来事となりました。
またひとつ、お客様のお声から勉強させていただき、お喜びいただくことができました。スピードを持って行動してくれた皆、ありがとう!
ソチオリンピックを目指して!
11月に入りいよいよウィンタースポーツも、盛り上がってきていますね。特にこの何年かは、毎年フィギュアスケートが大きな話題になっています。
実は、会長の西川もフィギュアファン。日程が合えば国内の大会を観戦しにいくこともあります。また、再春館製薬所も2005年、(だいぶ前になりますが)ジャパンインターナショナルチャレンジという大会を応援したりしていて、私も気になるスポーツのひとつです。
日本人が世界のトップで戦える競技はそんなに多くないのかなと思いますが、間違いなくフィギュアスケートは男女ともに世界に通用するレベルです。日本国内のオリンピック選考を勝ち抜くことは、オリンピックでメダルをとることよりも難しいなどと言われることもあるそうです。選手たちにとっては過酷な選考でしょうが、1人の選手だけが飛びぬけているということでなく、その層の厚さも日本フィギュアの強さを支えているんでしょうね。確かに、毎年のように若い有望な選手が出てきています。
そんな若手の選手が出てくる一方で、自分の環境が変わっても頑張っている素晴らしい選手がいますね。
安藤美姫選手。
この2年ほど、競技としては休養されていましたが、この夏お母さんになっていたことを告白し、大きな話題になっていました。合わせて、ソチオリンピックを目指すこと、また今シーズン限りでの現役引退を発表されました。オリンピックを目指すことは、ずっと現役を続けている選手でも先ほどもお話しした通り過酷で難しいもの。2年間のブランクと、環境や体調の変化がある安藤選手にとっては尚更でしょう。
しかし安藤選手、宣言後も着実に実績を残し、先週末行われていた大会ではショートプログラムのミスをフリーの演技で大逆転!見事2位に入り、オリンピックの最終選考会となる全日本選手権への切符を手に入れましたね。
すごい!
もともとすごい選手ということもありますが、ピンチになっても“ここぞ!”という時に力を発揮できる精神力は、きっとこれまでの自分の努力を信じているからこそなんでしょうね。
12月に行われる最終選考会、全日本選手権は更に強敵揃い。オリンピックへの道は生易しいものではありませんが、出場する選手のみなさん、悔いの無いよう全力を出し切ってくれることを願っています。
再春館製薬所という会社そしてドモホルンリンクル⑥
こんにちは、西川です。
このシリーズ(再春館製薬所という会社そしてドモホルンリンクル)も、最終話となりました。
実はシリーズの1話目を書いたのは、夏真っ盛りの7月のことです。私がまだ生まれていない頃の話から始まっているので、なかなか壮大な(!)テーマになってしまいました。最終話を迎えるまでなんと、4カ月もかかってしまいました(汗)。
今日は私たち再春館製薬所が、今後 “こうありたい”と考えている話を中心にお話ししたいと思います。
私が会長の西川から会社を引き継いで10年。ありきたりですが、手探りの中全力で走り続けてきた10年だったかなと思います。今日は、これからの“こうありたい再春館”を語りますと先ほど言いましたが、10年前の私が就任当時に社員全員で目指していこうと掲げた「ありたい姿 」というものがあります。実は、その目指す姿と何も変わっていないというあまり面白くない(!?)結論になりました。申し訳ございません・・・。
10年前から、ずっと同じゴールを目指して社員みんなと頑張ってきました。ただ、10年前と違うこと。例えば社員数は大きく増えました。毎年新入社員や新しく入った中途社員たちに「ありたい姿」の話をしてきたつもりではありますが、就任当時と同じ温度感で社員が、会社がそこを目指せているのだろうか?もしかすると、その温度差が微妙なひずみとなってしまっていないのか?
全ての部署の社員全員が、“お客様満足室の一員”としてお客様の顔を思い浮かべながらの仕事が出来ているのだろうか?
お客様と直接会話をするお客様プリーザー頼りになってしまっていないのか?
私の中に少し前からそんな疑問が生まれていました。
そんな疑問を払拭し、再春館製薬所の社員全員が「ありたい姿」に近づく為に、今年の春、「ありたい姿」をもう一歩噛み砕いて皆と共有しました。そして、まず総合職から「お客様なりきり修行」と称し、日常の業務を全て止めてお客様と向き合う期間を作ってくれました。「しおり」と呼んでいるお客様とのお付き合いのカルテをじっくり見て、少しでもお客様に近づき、なりきりたい。
当初戸惑いのあった社員たちも、時が経ち少しずつそのしおりからお客様を感じ、そこからお客様の想いを読み取れるようになっていったとの嬉しい報告を受けましたし、皆の会話が最近変わってきているのを体感しています。
年齢を重ねていく時に、誰にでも平等に訪れる悩み。私たち再春館製薬所は、お客様が年齢による肌の悩みや、痛みに悩んだ時に、一番に相談をしたいと頼っていただける、まるで「かかりつけ」のような製薬会社を目指していきます。
「かかりつけ」・・・、普通は、お医者様のことを指すことが多いかと思います。自分の病歴や体質を良くわかってくれている近所の頼れるお医者様のことです。私たち製薬会社がお客様にそう感じていただくには、社員全員がお客様になりきり、そのお悩みを自分事として考えられなければなりません。また、安心安全にこだわった他では手に入らない唯一無二の商品を提供することはもとより、頼っていただき「相談して良かった」と思っていただくには、専門的な知識を更に磨き、それを的確な言葉でお伝えする対応力も当然持ち合わせていなければなりません。
10年前に自らが掲げた「ありたい姿」。未だ完全に達成していない、この「ありたい姿」にこだわり、再春館製薬所はこれからもお客様が中心の会社であり続けるように、社員全員で努力してまいりたいと思っています。
長いシリーズ、お読みいただいてありがとうございました。