こんにちは、西川です。
先日会社で
心肺蘇生法(胸骨圧迫+AED) 講習会を実施しました。
心肺蘇生法・・・漢字が並ぶとイメージしにくいですが、
よくテレビ等で見かける
胸部を圧迫したり人工呼吸したりする、あれです。
加えて、AEDという装置。
皆様も耳になさったことがあるかと思います。
※AED:自動体外式除細動器
私も数年前姉に誘われて、
熊本トレーニングサイトを通じて、
ハートセイバー・ファーストエイドAED
というコースを受講したことがあります。
まだ幸いなことに、そんな場面に遭遇していませんので
実践したことはありませんけれど。
それを機に、通常社内にいることが多い管理職を中心に、
数名の社員にも同じく受講を勧めていました。
ただ、うちも社員が約1000人の会社です。
ほんの数名だけだと心細いですし、
生活する中でも
活用できる場面が出てくるかもしれない、
そう感じたことから
今回の講習会を計画してもらいました。
救急車が来るまでに平均で7分かかるそうです。
心臓が停止して救急車がくるまでの間に
脳へのダメージも大いに考えられる。
救命措置をするのとしないのでは、
生存率が2倍にもなるという話も聞いています。
胸骨圧迫を実践したり、
AEDに触れたことがある社員が数名では、
いざという時に充分にカバーできないと思いました。
“資格”とまでいかなくても、
実際に経験しておけば、少しは対処できるのかな、と。
こんな時に、きょうだい会社
に病院があると心強い!
昨年12月に感染症講習
を行ったように
今回も桜十字病院のスタッフに
出張講習をしてもらうことにしました。
まずはスタッフに、
胸骨圧迫を教えてもらい実践した後、
AEDのスイッチを入れて、
流れるアナウンスに従い行動する。
殆どの社員が生まれて初めての体験。
人形とはいえ、結構緊張するものだったようですし、
胸骨圧迫の実践には、
かなりの体力が必要なことにもみんな驚いていたようです。
やはり、何事も実際に目で見る、
やってみるといった経験はとても大事だと感じました。
また基本的なことではありますが、
職場のどこにAEDがあるのか、
意外と知らなかったりして・・・。
これを読んでくれている社員のみんな、知っているかな?
もちろん、AEDを使わなければいけない
事態にならないのが一番ですが、
いざという時に実際触れたことが
あるのとないのでは
対応に大きな差が出てくるでしょう。
誰でもそんな場面に居合わせたら
慌てたり、躊躇したりして当然です。
そんな時に、今回のことを少しだけ
思い出してもらえれば・・・と思います。